2023.09.01 Friday
スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
| - | | - | - | ↑
■ カレンダー
■ アーカイブ
■ カテゴリ
■ 最新記事
■ コメント
■ トラックバック
■ プロフィール
■ その他
|
ナルニア王立図書館ナルニア国の遥かなる王都ケアパラベルにあるという王立図書館の蔵書から!? 明るく楽しくがモットーの隠れヲタが書籍を中心に備忘録として好き勝手に書いてます。
エントリーが書籍の場合は、書名の上は引用、下は引用部分に対するコメントです。 2009.09.30 Wednesday
キューバの有機農業をお手本に
キューバの有機農業について理解を深めていく中で、常に筆者の脳裏に浮かんでいたのは、日本と似ているということだ。どちらも米が主食で、水田を持つ。モンスーンとハリケーンという違いこそあれ、多雨のもとで同じように雑草と病害虫に悩まされる。自給率も、有機農業へ転換するまでは日本とあまり変わらなかった。中島紀一氏は、日本の有機農業は「芳醇なアジアモンスーンの風土条件を活かしきれていない」(『有機農業−−21世紀の過大と可能性』コモンズ、2001年)と述べている。日本とキューバの交流は他国と比較すると乏しいが、今後ヨーロッパ以上に技術交流していく意味があると思われる。
また、筆者にとってなにより衝撃的だったのは、1000万人以上の人口を持つ国家が、国をあげて有機農業・持続可能農業による自給を試み、わずか10年である程度それを実現させたという事実である。「化学肥料を少しは使っても持続可能農業を」というキューバの研究者の見解(第4章)には、反対される読者もいるだろう。しかし、それは技術が進展すればいずれ解決できると筆者は考える。逆に、「化学肥料を少しでも使ったらダメだ」と頭から否定することで、有機農産物を高付加価値農産物として限定してしまうほうが問題ではないだろうか。
2009.09.27 Sunday
他人のことが気になる理由とは
神経症的野心があるからである。現在の自分の生活に満足していないと、他人のことが気になるのである。他人の成功が気になる。人の結婚が気になる。神経症的野心があって他人に優越すること、そのことが大切になってくると、他人の成功が気になる。人の成功が自分の価値を下げると感じるのは、自分と他人を対立させて考えるからである。
2009.09.26 Saturday
問題は、あなたが認めるまで悪化していく
夫か妻のどちらかが私のところに来て、「マグロー先生、誰が正しかろうとかまいません。私は自分たちの結婚がうまくいけばそれでいいのです」と心から訴えるケースはめったにない。夫と妻がたいてい口を揃えて言うことは、「私が正しいことをあなたに認めてもらい、私が正しいと夫(妻)に認めさせてほしいのです。そうすれば、私たちは私のやり方でやることができる」ということだ。
こんな風に自分が正しいということにこだわると、悲劇的な結果につながることがある。夫と妻がそれぞれ親として自分なりの子育て観に固執し、自分の信念を捨てるくらいなら喜んで夫婦の関係や家庭を壊すという夫婦を、私は何組も見てきた。たいていのケースは、どちらも間違っていた。大いに間違っていた。
2009.09.25 Friday
英国のリトル・ジェントルマン
デビッドは6ペンスを受け取ったが、おかあさんが見ていない間に、だんろのかざりだなの中にすばやくすべりこませた。そこはおかあさんが、牛乳屋にはらう小銭を入れておくところだった。
2009.09.24 Thursday
戦争に備えることは好戦的な故ではない
世の中に戦争が好きで、戦争のための戦争をしている人がいるのだろうか。まったくいないとは言わないが、少なくとも一般市民の中にはいないだろう。
私だって戦争は嫌いだ。だが先にも書いたように、戦わねばならない時もあることも理解して欲しい。
2009.09.23 Wednesday
勉強ができると判断力が鈍る?
勉強なんて、自分に自信のないやつが箔をつけるためにやっとるだけと思うちょる。結局の、人の言うことを聞くやつは、その場はいい子になれるが、いざというときに弱い。人の言うことを聞くってことは、自分なりの判断基準を持っちょらんことじゃろう? 暗記したって、今じゃ本で調べりゃすぐ分かる。でもの、暗記よりも大事で、いつでも役に立つ『判断力』は学校じゃ教えん。
2009.09.22 Tuesday
徳は目上の者が求められる
「目上」に該当するような人間には、それと引き替えで「徳」が要求されます。「目下」に該当されてしまう者には「徳」は要求されません。代わりに「孝」とか「忠」が要求されます。「ウチの部下はバカだ」と言いたい上司のあなたは、もしかしたら、「子供に孝行ばかりを要求したがる徳のない親」と同じようなものかもしれません。
2009.09.21 Monday
世界一の美女になるためには
努力については、以下の2点に集約されます。
◎自分がそういった時間を配分してもいないのに、他人が得意なことをうらやましかってもしょうがない ◎どの分野が得意か不得意かというのは、自分のこれまでの時間配分の結果である (中略)自分がどこの部分であれば夢中になって時間が使えるのか、そして、その努力の成果が他者に搾取される分野の努力ではなく、自分の見返りとして返ってくる努力なのか、ということで努力の量を評価することができるのです。
2009.09.18 Friday
「環境問題のウソ」はホントか
最近「環境問題のウソ」を暴く本や言説がブームです。僕は爆笑します。「温暖化の主原因が二酸化炭素であるかどうか」はさして重要ではないからです。なぜなら、環境問題は政治問題だからです。そうである以上、「環境問題のウソ」を暴く本が今頃出てくるのでは、15年遅すぎるのです。
(中略)そうした政治的なゲームでは、「何が真実か」ということより「何が真実だという話になったか」がはるかに重要です。社会学者のマックス・ウェーバーが喝破する結果責任の言葉通り、「何が真実だという話になったか」に有効な影響を与えられなかった以上、今頃何を言っても「負け犬の遠吠え」です。
2009.09.17 Thursday
また捏造発覚。NHKのドキュメンタリーっていったい?
取材を途中で拒否したのは漫画家の唐沢なをき(敬称略)。 週刊アスキーの「電脳なをさん」を毎週楽しく読んでます。 で、今回の取材対象となった作品はそっちではなく「イブニング」に連載されている「ヌイグルメン!」。 もやしもんも載っているあの雑誌ですねw 拒否の理由や取材の様子についてはご本人夫婦のブログであるからまんブログに詳細が載ってますが、要はディレクター氏が作ったストーリーにあわせて発言したり行動したりして欲しいというあからさまなプレッシャーが不愉快だったということ。 取材する側は対象を事前に調べて仮説をたて、それにそって質問するのは当然です。 でもその仮説に反する回答を得てしまったら、新たに仮説を再構築するなどの素早い対応が必要です。 インタビュアーの力量が試される一番面白い部分でもあります。 でも件のディレクター氏は、自分の仮説どおりに番組を進行させたかったようで、今回の騒動になりました。 なんだかな〜。 JAPANデビューの「台湾統治」も酷かったけど、こっちは台湾を愛する人々から総攻撃を受け、ディレクターの名前まで公表されて、先日訪日された李登輝元総統も厳しいコメントをされていましたが、いったいNHKはドキュメンタリーをどう考えているんでしょうかね? おそらく件のディレクター氏もいわゆる芸術家に対しては自分の仮説を押し付けることはなかったのではないか、つまり漫画家を見下していたのではないかと思います。 マンガ夜話など、NHKはマンガに理解があると思ってただけにとても残念です。 受信料払いません。
Copyright (C) 2004 paperboy&co. All Rights Reserved.
|
■ オススメ&注目
|
⇒ べに (07/16)
⇒ narnia (07/13)
⇒ narnia (07/13)
⇒ beni (07/08)
⇒ べに (07/08)
⇒ narnia (06/22)
⇒ beni (05/20)
⇒ narnia (03/15)
⇒ beni (03/13)
⇒ narnia (03/03)