1996年、アメリカ農務省の
サラ・ライト博士が、
グロマリンを発見し、
不耕起栽培を奨励したのです。菌根をつくって植物と共生する菌類を菌根菌といいますが、グロマリンは、菌根菌の中の真菌が排泄する、強粘着質のタンパク質です。真菌は根圏微生物ですから、植物の生きた根に寄生し繁殖します。田んぼを耕すと、値を切断したり砕いて枯死させてしまいます。ですから不耕起栽培をして、土壌を耕さないのです。
アメリカでは全耕地の50パーセント以上が不耕起栽培に切り替わり、カナダ、アメリカ、ブラジル、アルゼンチン、ニュージーランド、オーストラリアなどの
穀物輸出国は、不耕起栽培に移行しつつあります。
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岩澤信夫
日本経済新聞出版社
¥ 1,575
(2010-04-02)
コメント:アメリカの全耕地の半分以上が不耕起栽培? 信じられない。それなら表土の流出問題なんかないんじゃない? それとも不耕起だけど表土は流出するの?
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