日本の不幸は中国と朝鮮半島だ。
この二国の人々も日本人と同じく漢字文化圏に属し、同じ古典を共有しているが、もともと
人種的に異なるのか、教育に差があるのか、日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。
情報がこれほど早く行き来する時代にあって、近代文明や国際法について知りながら、過去に拘り続ける
中国・朝鮮の精神は千年前と違わない。
この近代文明のパワーゲームの時代に、教育といえば儒教を言い、しかもそれは表面だけの知識であって、現実面では
科学的真理を軽んじる態度ばかりか、
道徳的な退廃をももたらしており、たとえば国際的な紛争の場面でも
「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。
もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを
期待してはならない。
「東アジア共同体」の一員としてその繁栄に 与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。
日本は、大陸や半島との関係を絶ち、先進国と共に進まなければならない。
ただ
隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならない。
この二国に対しても、
国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。
悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。
私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友と
絶交するものである。
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福澤 諭吉
筑摩書房
¥ 819
(2011-07-07)
コメント:130年も前の文章だとは思えない。やはり福沢諭吉先生はすごかったんだな。でもあの時代にはまだ文化や歴史の曲解や捏造はなかった。中韓が世界に向かって日本に関する嘘やデマを今ほどには大声で言ってなかった。翁が現代の中韓を見たらどう言うだろうか?
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